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2009年9月

真ん中? 2009年11月6日(金)

昨日、松井への緊急祝福メッセージを慌てて書き込んだせいか、
この日記の文字が、なぜか突然、センター合わせになっていた。

いつもは、一応、別のツール(「メモ帳」など)に下書きして
からアップしているのだけど、「html」の中にいきなり
書き込んだせいで、何かを消したり、変えてしまったり、
触れてはいけない「ボタン」(ないか、そんなの)を押して、
しまったりしたのだろうか。

どうなですかねえ、I崎さん。
まあ、「センター」も悪くはないんだけど、なんせ、僕が、
「真ん中」にいると落ち着かない人間なので。
お時間あるときで結構ですので、ご確認と修復いらだけると、
幸いでございます。業務連絡でした。


「夢みたい」 2009年11月5日(木)

松井が6打点の大活躍でMVPに輝き、ヤンキースも9年
ぶりのワールドチャンピオンに返り咲いた。

松井は、「ここぞ」というところで、「こうしてほしい」
という我々の願いをすべて叶えてれた。
7年間の苦闘を経て、正真正銘の「クラッチヒッター」に
なったようだ。
おめでたい席なので、イチローとの比較はよしておく。

インタビューで「夢のようだ」と語っていたが、こちらも
同じ気持ち。凡人の叶わぬ夢を叶えてくれるのが、スーパー
スターなのだ。
彼には珍しく、うっすら瞳を濡らせていた。万感迫るものが
あったのだろう。しかし、日本男子は人前で涙は見せぬ。
僕は我慢する必要もないので、松井のぶんもしっかり泣かせ
てもらった。

ありがとう、マッツィ(ペティットがそう呼んでいるそうだ。
それを聞き、嬉しくてまた喉の奥が熱くなった)。


キヨマーとプリンス 2009年11月2日(月)

日本シリーズ第2戦の中継(民放)をチラッと見てたら、
清原と新庄が解説だかゲストで出ていて、二人の会話が
あまりにも面白かったので(ほんの少し聞いただけなのに
あの可笑しさ。全編見たかったなあ)、記憶曖昧ながらも
採録しておく。

「清原さん、今のはスライダーですかね」(球種もわからず
メジャーまで行ったのか、彼は。それでも打つんだから凄い)
「はい、スライダーです」(馬鹿にするでもなく応える先輩。
しかも丁寧語。キヨマーの解説はいつも適確)。

「(ダルビッシュの)スローカーブ、なかなか手が出せないん
ですよ。変化球投手のカーブなら簡単ですが、速球派の彼が
1打席に1球投げるか投げないかのボールなので」とキヨ。
「そうそう! すっごいよく(軌道が)見えるんすけどねえ、
打てないの」と嬉しそうなジョー。

「清原さんって、こう見えて、記録とかデータとか詳しいん
っすよね」
「まあ、関心のある選手についてだけですけど」
「俺なんか、全然興味ないもん、記録とか」
「新庄は、スコアブックつけないの?」
「つけない、つけない、アハハハハハ」。

「大きい野球少年」たちの楽しそうな会話。
そこには、しっかり一流選手ならではの視点もある。
野球自体もとても楽しく感じられた。


ハロウィン 2009年11月1日(日)

昨日は、ハロウィンだった、ようだ。いや、間違いなく。
なぜそんな西洋祭りを実感したかというと、近所の子供たちが、
うちにお菓子を貰いに来たからだ!
驚いた。ここはアメリカか?

聞くところによると、数年来、ブームの兆しがあるらしい。
どうせDLかDT(電通)あたりの仕掛けなのだろうが、世田谷・
杉並近辺(クリスマスに競って電飾しそうなエリア)なら
まだしも、まさか台東区までハロウィンが普及していたとは。

でも、魔女や忍者(なぜ?)の仮装をしたチビッコたちが、
賑やかに玄関に集まる姿は可愛かった。
一人、見たことのない衣装で不思議なステッキを持っている
女の子がいて、これが噂の「プリキュア」か!と思って尋ね
たら、「違う。ダンスの発表会の衣装」だって。
オリジナルか。そりゃ、見たことないはずだわ。

嬉しいことに、扉を開けたときの第一声は、
「TRICKorTREAT!」と言ってくれた。
直訳すれば、「トリック(悪戯)かトリート(ごちそう)」。
「お菓子をくれないと、悪戯しちゃうぞ!」という定型句。
映画や翻訳小説で昔から馴染んでいたフレーズだ。
それがナマで聞けるとは。長く生きていると想像できない
ようなことが起きるものだ。

「トリック〜」は20代の頃に知り、いつか芝居のタイトル
にでも使えないかと、メモした記憶がある。
他にも「トリアージ」「フィリップ・フラップ」(パラパラ漫画)
など。いずれも、その後けっこうメジャーな言葉になって、
使えなくなってしまったが。
その前に、そういう題名に合った内容の作品を書けなかった
だけなんだけど。


野球は、どうなんだ! 2009年10月26日(月)

忙しいとか、忙しくないじゃないんだよ!
長くなるよ、野球のこと書き始めると。うっとおしいぞ、俺。

セパ両リーグの優勝チームが日本シリーズで対戦することに
なって本当によかった。
「これでもうノムさんのボヤキも聞けなくなる」か。せいせい
するわ、まったく。

南海でプレイング・マネージャーをしていた頃の彼には好感を
持っていたが、それ以降の監督業はいっさい評価していない。
戦績とやかくではなく、姿勢というか、煎じ詰めれば人柄の
問題(だいたい、いくら弱小球団を率いたことが多いといって
も、たかだが勝率5割の監督でしょ。阪神時代にいたっては、
3年連続最下位。どこが「名将」なんだよ)。

決戦前に、フロントのごたごたを平気で公言する。
京都人独特(自爆。でも彼は洛外の人)の自虐的発言の数々。
「このチームがシリーズに行けるわけない」「明日で終わりか」
等など。そりゃ、士気も下がるわさ。
スポーツのカタルシスと最も遠いキャラクターだ。

「私の来年に関しては闘いがすべて終ってからご報告します。
今は、少しでも長く仙台のファンたちの声援に応えたいという
気持ちだけです」
「確かにチームは追い詰められた。しかし、私は長い経験の中
で、幾度も信じられないような光景を目撃してきた。それが、
野球。何が起きるかはわからない」
言えねえか、そういうこと。言うぞ、メジャーの名将たちは。
翻訳調で。翻訳だけど。
ラソーダやソーシアのように「老人」の域まで監督やった人は、
年齢どおり老成してたぞ。生臭いんだよ、野村のジジイは。

あれが「理想の上司」? 理解できんなあ、組織人の考えは。
あんな人の下で働きたい?
少なくとも「理想の経営者」じゃないことは確かだ。優秀な
トップの人って、公にはグチは言わないもの。
そのへんが「監督」という雇われ者の限界なのだろう。

いなくなってくれてホッとしてるのもつかの間、すぐにまた
解説者やタレントとしてテレビに出てくるんだろうな。
あの人の話を聞かされると気分が滅入る。
使うんだろうな、テレビは。早速日本シリーズあたりから。
ありがたがるなよ、年寄りのグチを。しかも高い金払って。

一方、中日の「だんまり」落合。あれもあれで問題だよな。
サッカーのように、契約条件に記者会見の項目は含まれて
いないのだろうか。
勝つことに最大の意義があるスポーツにおいても、勝ちゃ
いいってもんじゃねえだろうが、難癖つけたくなる。
完全試合達成直前の投手を代えた「采配」は一生忘れない。

方や、メジャーのリーグ・チャンピオンシップ。
別にチームに思い入れがあるわけでもないのに、どうして
ああも格好よく、魅力的に感じるのか。
選手に大して違いはない。プレーの質は別にして、みんな
「大きい小学生」みたいな人たち。A・ロッドとか典型。

違いは、ベンチと観客だな。それに、スタジアムか。
考えても御覧なさい、ドームで、野村VS落合みたいな
シリーズ。スカッとします?
ファンはそんなこと関係なく応援に夢中になるのだろうが。
声を合わせたり、ジャンプしたり。高校野球か。

さて、来季のタイガースは、城島や菊池の加入も見込まれ、
大いに期待できる。
彼らなら、野球本来の醍醐味を見せてくれそうだ。
結局、阪神が勝てばご機嫌なわけだが。


どうなのよ、CMは 2009年10月16日(金)

楽しみは、インターネットとテレビだけの日々ももうすぐ
終りそうな気配。いや、油断するな。誰が?

テレビ、といっても見るのは、ニュースとスポーツのみ。
そして、それに挟まるCMと。

やたら公共広告機構の出番が多いなあと思っていたら、
蟻コの自粛のせいだったようで、個人情報漏洩の被害者に
こっそり一律1万円だか払ったとたん、堂々再開で怒涛の
出稿量。
なぜ「こっそり」と感じるかは、蟻が報道番組もけっこう
提供していて、そのへんがほとんど伝えられないから。
笑顔のチイチイがますます悪人に見えてきた。

元々、広告の8割は地口か掛詞の類(要するにダジャレ)と
認識していたが、その傾向はますます強まったよう。
「目がシャッキ!」なんか、商品名からキャッチ・コピー、
音楽(『ラ・バンバ』の替え歌)まで全編ダジャレ。
100%というのも珍しい。

まあ、あそこまでいくとかえって気持ちいいくらいで、
「たのめーる」や「カクカクシカジカ」の確信犯的(はい、
つまらないダジャレですよ、それを承知でやってます的な)
タチの悪さに比べたら可愛いものだ。
承知しようがしまいが、面白くないものは面白くない。
見たら本気で腹立つもの、中吊りのアエラと同じで。

不景気のせいか、やたら「安い」ことを言い募る直接訴求
も目立つ。
最も不愉快なのは、「KY(価格安い)」のSayYou。
「ヒソヒソ女将」バージョンのやっつけ感はなんなの?
悪名高いウォルマートの資本が入ると、あそこまで下品な
感じになるのかなあ。
数百円ジーンズなんて聞くと、柄にもなくバングラディシュ
労働者たちの悲哀に思いを馳せてしまう。

そんな中、今ぼくが一番CMらしいCMだなあと感心して
いるのが、どこかの缶コーヒー。
建設現場の作業員のお兄さんが自動販売機のボタンを押す
と、半裸の綺麗なお姉さんが楽園に誘ってくれたり、若い
営業マン(しかも大手企業じゃない感じ)編もほぼ同様。
しかもボクシングのリングに上がり、KOまでさせてくれる。

近頃、あれだけ商品(缶コーヒー)のコア・ターゲットを
明確にし、そのユーザーの身も蓋もない願望を映像で見せる
ようなCMは珍しいのではないか。
「24歳、会社員。機械部品の営業。北関東エリア担当。
趣味は格闘技」か。企画書が目に浮かぶわ。
あれこそ広告の王道だと思う。
と賞賛しつつ、商品名すら訴求されてないわけだが。

結局、口ずさんでいるのは、「猫とアヒルでネコダック」か。
恐るべし、外資。


どうよ?みんなは 2009年10月13日(火)

おっす!みんな、元気?景気はどう?
僕はまあまあ。元気も景気も。どちらかというと、元気のほうが
上かな。

予想通り(ウソ。けっこう期待してた)タイガースはあっさり
敗れ去り、怒られながらもウォッチし続けている政治動向は、
予想外に(これはホント)に面白い。

そうだよな、本来、政治家って、そういうことする役割だよな、
と、素直に感心している。チョロいか、俺。
なんだかみんな楽しそう。今まで、ガハハ的に楽しそうな自民
お歴々の顔は幾度となく見てきてたが、政治家のああいう表情を
目にしたのは、物心ついてから(僕の場合、角栄・大福ライン)
初めてかもしれない。

仕事の場で、あるいは演劇の場でもいいけど、大変は大変だけど
なんらかの使命か情熱のために奮闘している人の表情は知って
いる。それに近いんじゃないの?前原さんとか長妻さんとか。
逆に、利益のことしか考えていないように見える企業家や、結局、
権力欲だったのかかと思わせる地方の首長、そして成り行き任せ
のマスコミ、物言わぬ文化人たちの顔が卑しく見えてくる。

よし、微力ながら積極的に応援するぞ、新政権。
チョロいな、俺。
うっせいよ、政治しか楽しみないんだからさ。

一歩も外へ出ないような日々を送りつつ、慰めはエレクトリック・
メールのみ。
久しぶりに旧交を温めた友人と、昔は知らなかった面をやりとりし、
新鮮な驚きがあったり、旅先で知り合った人と、お互い相手のこと
をよくわからないまま交流を始めようとしていたり(過去に同様の
事例は一件のみ)、馬鹿みたいに芝居ばかりやっている若者に熱い
メッセージを送ったり。

IT革命が起きて、よかっつ。
元々電話が苦手なので、Eメールがなかったら、2週間くらい、妻
と猫以外誰とも「会話」してないことになるもの。
しかしなあ、政治の話がしたいなあ。天下国家を語り合いたいよ、
僕は。そのへんは、ITじゃ無理だしなあ。
早くやることやって、外に出なきゃ。


どうなる?どうする! 2009年10月8日(木)

どうなる、台風18号。
今(8日の朝5時頃)まさに、上陸しようとしているようだ。
子供の頃からずっと耳にしていた「伊勢湾台風」並みは、
本当なのだろうか。心配だ。

どうなる、我が阪神タイガース。
今日から、プレイオフ進出をかけてた対ヤクルト2連戦。
昨年の屈辱を晴らすためにも、なんとか勝ち残り、憎っくき
ドアラを叩きのめし、巨人に落とし前をつけたうえで、
史上初の「負け越しチーム」として日本シリーズに進出して
ほしい。

どうした、亀井大臣。
民主党の面々が颯爽と働く姿を、自民大嫌いな(相当痛い目
に遭ってきたんだろうな)テレ朝などが嬉々として伝える中、
一人、見るからに自民臭プンプンの静香ちゃん。
言ってることも、革新的に見えて、実は自民旧守派的。
でも、実現してくれ、平成の徳政令。えっ!元本もいつかは
返さなきゃなんいの?

どうする、俺。
連休で浮かれてたつけで、久しぶりに「ライティング・マシン」
と化している。
諸々、終るのか?そして、この日記もたまには書けるのか。
台風の影響は?阪神は俺が見てなくても勝てるのか?
さらに妻から「もううんざりだよ」と禁止されている、政治関連
ニュースからも目が離せない。

日本はどうなる!

と、しばらくは、このような手の込んだ(別に込んでないけど)
原稿遅れの言い訳が続く模様だ。


地中海の夜 2009年9月18日(金)

連休は、豪華客船で地中海のクルージング・ツアーへ。ウソよ。
生活実感としてはワーキング・プア(嫌な言葉)なのにDINKS
(まだ通じる?)の富裕層(これもどうよ。音的には「浮遊」の
イメージ)みたいに思われがちなので、念のため。

実際は少し東方面へ行く程度。ほとんど読書してるだけかな。
休み中の本は用意した。カール・ハイアセンなど。楽しみ。
しばらくまともに本も読んでなかったので。

では皆さん、よい休暇を!


根津の夜 2009年9月16日(水)

6月公演の出演者の方々と久しぶりに再会し、根津で食事。
公演中に毎日のようにお世話になっていたステーキのお店
T兵に、終って以来初めてお邪魔し、恐縮する。
不義理、極まれり。
それでも歓迎してくださり、マスターのギター(とお客様の
音楽家の二胡ともセッション)による伴奏で、往年のフォーク
ソングを大声で歌わせてもらい、とても楽しかった。

カンパニーで活動している人たちは定期的な会合などで顔を
合わせる機会もあるのだろうが、うちのように公演ごとに
キャストを招聘する形式だと、本番が終ればとんとご無沙汰
になってしまうのが常である。
ま、僕が声をかけないからなんだけど。

なので、こういう集まりは珍しい。もしかしたら初めてかも。
ひとえに若者(N野嬢)のお陰である。彼女が集めてくれた。
我々年寄りとは行動力が違う。そして人望もあるようだ。

前回公演直後、Mさんのお芝居を僕が「一緒に見に行きましょう」
と声をかけたときは、誰も来なかった。一人も。マジで。
ただし、「お世話になっております。気まぐれ倶楽部の山下と
申します」的書き出しの、人間関係またゼロから構築みたいな
エレクトリック・メールでのお誘いで、かなり感じ悪かったと
思うが。
しかも、「断られると癪なので返信は結構です」だって。
そりゃ、人望も人情も生まれないわな。

会えば会ったで楽しいのはわかっているんだけど、わざわざ
会おうとはしない。だから交友関係が広がらないし深まらない。
でも、周囲にそういう傾向の人たちが多いから心地よい。
場を作ってくれる人がいるのもありがたい。


江古田の夜 2009年9月7日(月)

今年亡くなった大学の同期生を偲び、彼と交友のあった友人・先輩・
後輩たちと集い、江古田で飲んだ。
20年ぶりくらいに会う人もおり、卒業後の人生模様もさまざまだが、
同窓会的空間の常で、顔を合わせたとたんに昔の関係に戻った。

学生時代によく行った店をはしごし、朝まで飲み、語り、歌った。
故人の話はそこそこに、くだらないネタで大いに盛り上がりながら、
でも時折彼の存在を意識する。

大病をしたり、女手一つで二人のお子さんを育て上げたていたり、
離婚・再婚を経験したり、すっかりハゲていたり、みんなそれぞれ
なんやかやあるだろうが、生きてるだけでめっけもんという心情に
達する。

江古田に魔力にあてられたのか、いい大人が夢や野望についても
表明する。
僕には野心はもうほとんど残っていないが、やりたいことは、まだ
確かにある。
志半ばで倒れた彼のためにではなく、自分と生きているみんなの
ために、少しだけ気合を入れ直した。


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